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SteelSeries Arctis GameBuds レビュー - 最強のゲーミングTWS

SteelSeries Arctis GameBudsを購入しました。価格に見合ったいい製品でかなり満足しています。

この記事では、競合のゲーミング完全ワイヤレスイヤホンとの比較と、Arctis GameBudsのレビューを行います。

ゲームプレイ時にワイヤレスイヤホンを使うメリット

  • ケーブルが絡む心配がない
  • 自由に動ける
    • 離れたところにあるものを取りに行く時に便利
  • ケースに収納できる
    • デスクの上がごちゃつかない

競合製品と比較

以下の2.4GHz接続対応TWSと比較しました。

  • SteelSeries Arctis GameBuds
  • ソニー INZONE Buds
  • SIE PULSE Explore
  • Logicool G FITS
  • JBL QUANTUM TWS
  • Anker Soundcore VR P10

スペック

Arctis GameBuds

INZONE Buds

PULSE Explore

G FITS

QUANTUM TWS

Soundcore VR P10

メーカー

SteelSeries

ソニー

SIE

Logicool

JBL

Anker

連続再生時間(2.4GHz)

10時間

11時間

5時間

7時間

4時間 (ANCオン時3.5時間)

6時間

連続再生時間(Bluetooth)

-

-

-

10時間

8時間 (ANCオン時5時間)

-

充電時間

1.5時間

2時間

40分

-

2時間

1.5時間

ANC

×

×

×

ワイヤレス充電 (Qi)

×

×

×

×

×

対応コーデック

SBC

LC3

SBC / AAC

SBC / AAC

SBC / AAC

SBC / AAC / LC3

重量

5.3g

6.5g

6.1g

5.5g

5g

7.2g

価格 ※1

¥25,480

¥27,000

¥34,980

¥31,014

¥15,673

¥14,990

製品ページ

公式サイト

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Arctis GameBuds vs INZONE Buds

INZONE BudsはゲーミングTWSで最も利用者が多い印象で、11時間のバッテリー持ちが魅力的です。

しかし、INZONE Budsには常時ホワイトノイズが鳴るという大きな問題があります。

Arctis GameBudsは、バッテリー持ちに関しては若干劣るものの、装着感の快適さ、ワイヤレス充電対応という点ではINZONE Budsに比べて優れており、個人的にはGameBudsをおすすめします。

レビュー

外観

本体はJabra Elite 5に似た形状で、耳によくフィットします。SteelSeriesの親会社は装着感に定評のあるJabraを有するGNグループのため、Jabraのノウハウが生かされているのだと思われます。

本体のボタンは完全ワイヤレスイヤホンでは珍しい物理ボタン式です。

2.4GHz接続用のアダプタはケースに収納できるようになっています。

GameBudsの外観

GameBudsの外観

GameBudsの外観

付属品

  • イヤーピース 3サイズ (S/M(本体に付属)/L)
  • USB-C to USB-A アダプター
  • USB-C充電ケーブル
  • 説明書類
    GameBudsの付属品

装着感

長時間つけていても不快感はなく、快適なつけ心地です。

フィット感も良好で、喋りながらの使用でもズレてくることはないです。

遅延

PCで遅延を計測しました。比較用に、AptX LL接続(低遅延のBluetoothコーデック)のEPOS GTW 270と、通常のBluetoothイヤホンのJabra Elite 10の遅延も計測しています。

※計測環境による遅延を考慮するため、実際の計測値から有線イヤホンでの計測値(129ms)を引いた値を記載しています。

遅延

Arctis GameBuds

34ms

Arctis GameBuds (Bluetooth)

193ms

EPOS GTW 270

60ms

Jabra Elite 10

290ms

有線と比べたときの遅延は34msで、遅延は全く体感できません。一般的なゲーマーであれば全く問題なくプレイ可能です。

Bluetooth接続時はFPSや音ゲーなどをするには厳しい数値ですが、Bluetooth接続としては比較的低遅延です。

計測に使ったプログラムのソースコードはGitHubに置いてあります。

GitHub - ches3/sound-device-latency: オーディオデバイスの再生遅延を測定

github.com

バッテリー持ち

音楽を再生して連続再生時間の測定をしました。ANCはオフです。

L

R

0時間

100%

100%

1時間

95%

93%

2時間

86%

83%

3時間

76%

73%

4時間

67%

63%

5時間

57%

51%

6時間

49%

44%

7時間

42%

38%

8時間

38%

33%

9時間

34%

28%

10時間

29%

22%

11時間

24%

16%

12時間

20%

11%

13時間

0%

0%

公称値の10時間を上回る、12時間強の連続再生が可能です。

普通に使う分には十分なバッテリー持ちで、ゲーム中にバッテリーが切れる心配はないでしょう。

充電時間

イヤホン本体の充電時間を計測しました。

L

R

0分

0%

0%

5分

32%

32%

10分

39%

41%

15分

45%

48%

20分

51%

53%

25分

55%

59%

30分

63%

68%

35分

69%

76%

40分

80%

88%

45分

91%

100%

50分

100%

100%

約50分で満充電されます。

最初の数分は充電速度が速く、5分の充電で30%強まで回復します。

ノイズキャンセリング

一応ノイズキャンセリング機能がついているものの、性能は控えめであまり効果を感じられません。

また、ノイズキャンセリングをオンにするとサーというホワイトノイズが鳴ります。

ゲームや通話で使うときはこのホワイトノイズがかなり気になる上にバッテリー持ちも悪くなるため、使う価値はないです。

設定アプリ

SteelSeries GGというアプリでイコライザーの変更や各種設定ができます。

ボタンのマッピングでは以下の動作が割り当て可能です。

  • 再生/一時停止
  • 音量を上げる
  • 音量を下げる
  • マイクのミュート/ミュート解除
  • 次のトラック
  • 前のトラック
  • モバイル音声アシスタント
  • ノイズのサイクル制御 (オフ/ANC/外音取り込み)
  • オーディオモードの切り替え (2.4GHz/Bluetooth)
SteelSeries GGの設定画面
設定画面1
SteelSeries GGの設定画面
設定画面2
SteelSeries GGの設定画面
設定画面3

まとめ

現状最高のゲーミング完全ワイヤレスイヤホンです。買いましょう。

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